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被災後の最重要課題、トイレの備え

被災後に一番問題になるのがトイレです。


今日は、4/29にDCMダイキにて受講した
防災研修の非常用トイレのお話からご紹介します。

避難所で仮設トイレが設置されるまで、

早くて4日、遅くて7日はかかるそうです。


食べ物は多少我慢できても、トイレを我慢することは無理ですよね。

生きている限り、絶対必要なモノですし、

確保できていないと、次のような問題が起こります。


  1. 避難所での集団感染リスクが高まる
  2. 災害関連死 トイレを我慢できるよう水分摂取を我慢、脱水症
  3. 治安悪化 秩序乱れ、ルールが守れなくなる

非常用トイレの確保 まだの人はすぐに買って!


災害後すぐは、たとえトイレの水が流れそうに見えても、水を流すのは避けるべきなんです。


地下に埋まっている上下水道が破損している可能性があり、

そこにモノを流すと、復旧作業に余計に時間がかかる問題が発生するかも!


水が流せない自宅避難でも

いざというときのために、非常用トイレの確保は必須!




写真のような組み立て式のトイレ、ゴミ袋、凝固剤をセットで準備するか




自宅避難の場合は、ゴミ袋と凝固剤を自宅トイレにセットして使うこともできます。


*黒いゴミ袋の下には、トイレの水が直接当たらないように、
もう一枚の黄色のゴミ袋を敷いています。



防災ポーチや、避難リュック、車にも
携帯用非常用トイレを置いておくと安心ですね。


どの程度準備が必要かというと

人ひとりの1日のトイレ平均回数 5〜7回 x 家族の人数分 x 7日分


たとえば、3人家族の場合

7回 x 3人 x 7日分=144回分

結構な回数です。


自宅避難、避難所生活、外出先での避難など、3パターンを想定して、

非常用トイレの備えがあると安心です。

非常用トイレを家族の全員分、準備すると

価格を見たらちょっと高いと思うかもしれませんが、

凝固剤が個包装でないタイプだと 50回分1袋2500円くらいでした。

これをスプーンですくって使います。




ゴミ袋も必要ですし、準備費用はかかりますが

トイレが流せないと、匂いもキツくなります。


昔のボットン便所を思い出してください。

家中あのにおいで、自宅避難生活を送るのはストレスが余計に増えます。

トイレの備えは絶対必要です。


今月の食費を抑えてでも、購入すべきではないかと

私は思います。


非常用トイレの備えをどう収納するか


我が家の場合、トイレに非常用トイレと、ゴミ袋、凝固剤を保管して

携帯用トイレは、避難リュックと車に置いてあります。




私がよく見る防災YouTubeで、

簡単にできる防災トイレの作り方もこちらにシェアします。

こちらだと費用を抑えて作ることができます。






最後までお読みくださってありがとうございました。


ご参考になれば幸いです。



明日は、防災備蓄についてお届けしますね。