今年の手帳は、バレットジャーナルにしてみました。
今まで20年近く、ほぼ毎年フランクリンプランナーを使ってきました。けれども、ここ数年の生活スタイルの変化で、長年使ってきた手帳がしっくり来ない気がしていたんです。そんなとき、片づけ収納ドットコムの東風平美穂さんの記事で、バレットジャーナルを知って、とても興味が湧きました。
バレットジャーナルの特徴は、バレットジャーナルという手帳が売っているのではなくて、特別なものは不要。普通のノート1冊とペンがあれば、自由にカスタマイズ出来る点に魅力を感じたんです。今日は、バレットジャーナルを始めて半月の体験レポート第一弾をお送りします。
バレットジャーナルとは?
バレットジャーナルとは、アメリカ在住のライダー・キャロルさんが考案したノート整理術です。予定、タスク、日記、メモ、仕事、プライベートのこと、なんでも頭の中にあることを書きとめて、やり残しを防いだり、新しい習慣を身につけたり、スケジュールを管理したり、色々出来る自由度の高いノート術なんです。特別な道具は必要なくて、普通のノートとペンがあればそれでOK!
*画像はお借りしました。
まず、基本的な使い方は、ページの種類を以下4種類に分けて作ること。
インデックス:目次ページ
フューチャーログ:未来の予定
マンスリーログ:当月の予定
デイリーログ:日々のタスク、メモ、日記などなんでも記入
コレクション:プロジェクト管理ページ、旅行計画、欲しいものリスト、習慣トラッカーなど、デイリーでなく書き留めたいもの
一番大切なのは、デイリーログ。その日のやること、思いついたこと、振り返りなどを自由に書いていきます。ポイントは、箇条書きで、簡潔に書くこと。
使うページ数に制限はないので、1日2−3ページ使う事もあれば、1日書かない日があってもOK。
デイリーページの間に、”毎日やることリスト(習慣トラッカー)”を作ったら、そのページ数をインデックス(目次)に書き込んで、毎日そこに書き込むようにするなど、自由に自分のノートを作っていけます。
市販の手帳だと、ページ数に限りがあるので難しいことも、このノート術なら自由に書いていけます。
また、思いつくままにコレクションを増やしても、ノート1冊に自分の頭の中の事をまとめることになり、どこに書いたか忘れることもありません。ノートの中のどこにあるかは、インデックスに記載するので、探すのも簡単です。
あっちのノート、こっちのメモ、スマホアプリなど、色々な所に書いた事が分散して困っている方にもオススメです。
デコるのが好きな人向け?そうとも限りません!
”バレットジャーナル”でWEB検索すると、それはそれは、女子力高い、デコレーション満載のノート写真がたくさん出てきます。海外、国内問わず、カラフルにデコったり、マスキングテープやステッカーを貼ったり、イラストを描いたりする方も多いようです。
この年末年始、わたしは、バレットジャーナルをやりたくて、InstagramやYoutubeの写真、動画をたくさん見たのですが、「デコが得意な人しか出来ないのか?やっぱりやめようかな…。いつもの手帳を買おうかな…」と弱気になったこともありました。
け、れ、ど、も!
私は、そんな美しいデコレーションは出来ないので、そこは、気にしないことにしました。
(描けたらいいな〜、という憧れはありますが!)
私がこのノート術を使いたい理由は、自分の頭の中の整理をやりやすくして、今のワークライフバランスをよりよくするため。そう考えると、デコレーションなしでも、バレットジャーナルの良さは、十分活かせると思いました。
発案者のキャロルさんの著書をみても、ノートはシンプルですしね。
自由に発展させる方法は人それぞれですから!
*最初のページに、Keyという、このノートで使う記号リストを作るのですが、
その下が空いていたので、しいたけ占いのコピーを貼りました。
デコが苦手なのがよく分かるマステのちぎり方ですね(汗)
視点を変えて、ワークライフバランスを整えるために
会社員時代に仕事で使いこなしていたフランクリンプランナーだと、
私は、どうしても、仕事用として考えてしまって、
今の生活(ライフオーガナイザー+夫のパン屋のサポート+小学校2年の娘のこと+その他家のこと全般)を
バランスよくこなしていくことに限界を感じていました。
*本来は、プライベートも仕事もうまく管理できるはずの手帳ですが、私があまりにも仕事メインで使っていた個人的な影響です。
そこで、対策を考えて、試してみましたが…。
などなど、うまく行きませんでした。
けれども、バレットジャーナルの方法なら、1冊のノートだけを使って、
今までと違う方法で、生活のバランスをとったり、
日々の振り返りを今後に活かしたりすることができるかも!と思ったんです。
例えば、1/14が一粒万倍日(何かを始めるのに適した日)と当日に気づき、新しい習慣を10個始めることにしたのですが、
私は、10個の習慣化したいことをリストアップ。
その右側のページには、1/14以降の日付を書き込み、できたら○をつける欄を作成。
*始めたばかりで、まだ○が最初の日しかついてませんけど…。
記入したページは23、24ページなので、
インデックスページに、ページ番号とタイトル「一粒万倍日に始める10のコト」とタイトルを記入。
これで、どこに書いたのかが分かるので、いつでもこのページに戻って、記録できます。
(使い始めに、ページ数を自分で書き込んだり、手間がかかる部分はありますが、
抜け道は色々あるみたいです。ページが印刷されたノートを買うなど。)
もし全部挫折したとしたら、そのまま放置すれば良いだけ(笑)。また何か新しい習慣化リストを作りたければ、新しいページを作れば良いだけ。
という感じで、これ1冊で日々の記録や予定を記録しつつ、生活、仕事全般を俯瞰(ふかん)できるんです。
長くなるので、次回の記事で、さらに私流の使い方をご紹介しますね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。